えろいってなんですか?

えろいってなんなんでしょう

先に言っておきますと、この話は18歳以下の方が読んではいけないような内容は含まれません。ご安心ください

えーもう一回だけ言わせてください

えろいってなんなんでしょう?!?

全文通して、言いたいことはこれだけです

もうあとはおまけみたいなものです

気楽にだらっと読んでみてくださいな

 

えろいとはなにか。

事の発端は大したことも無いいつも通りにTwitterへ流れてくる食品に対する「えろいよね」

Twitterでは差程珍しい光景でもありませんがそれに対し、最低2人が同意を示していました。

つまりこれは3人が同一認識としてえろいと思っている食品、ということになります。

しかし私にはこれがさっぱりわからなかったのです。普通に美味しそうです。どこのどの点がえろいのか、皆目検討もつきません。

知らない事は知りたくなるのが人間…では無いかもしれませんが、悲しいかな我が兄妹は知らない事は納得できるまで知らないと落ち着かなかったのです…これは血です、私のせいじゃないと言い張っておきます

さてそんな訳でとりあえず私は会話であるということから、このえろいとは下ネタ的な何かであると仮定しました。会話であること、食品であることからの想定です。食べることは食欲と同時に性欲も想起させます。まぁどっちもたべるものですからねはい

下ネタとして、じゃあ何かえろい要素が見つけられるのか。勿論分かりません。ぶっちゃけさっぱりです。

頭を捻っていると最初のえろいについて話していたご本人様から「これは下ネタじゃないよ」と答えを頂きました。こんなくっだらない話にすいませんほんと

というかそういえばまず下ネタがよくわかりません。分からないものを仮定においてもわかるわけが無い。じゃあ分からないことはどうすればいいか。知ってる人に聞けばいいんです!!

答えて下さったTwitter有識者の皆さんにこの場を借りて感謝を…ほんとこんなくっだらな(ry

ここで私はある衝撃の事実を知ることになりました

 

エロと性的はイコールではない

そしてエロ、下ネタ、えろい、性的表現これらは全て別物である

 

衝撃なんですけど私だけですか?

エロ、下ネタ、えろい、性的表現

この4つは全て別物であり、交差する場所はあれど違う概念である

性的と非性的が上記4つより1段階大きな集合としてこれらで複雑なベン図を描いている、ということでは無いかと私は結論を出しました。

有識者の皆様からも教えていただきましたが、えろいとは個々人の中にあるえろいの概念に基づいているため当然一概には言えません。あくまでこれは私のえろい理解の為の整理ですのでどうかご容赦ください。

そんな訳で聞き知った4つの特徴を纏めてみました!

・性的表現

これはわかりやすく、文字や絵、映像等で表現される中の性的な表現。現代社会ではR-18が表記される原因になる事ですね。文字通りこれは性的に含まれると思います

・下ネタ

下ネタとは想像力と連想力。性的表現に関わる用語やものをどう目前の事象に見立てるか、だそうです。性的な物をつかった連想ゲームに近いのかもしれません。故にこれも性的ではないかと

・エロとえろい

これらは分類分けが難しかったです。というよりひとによって言い換えをしていなかったり、どちらもえろいだったり、まぁ個々人の自由ですからね。とりあえず同じえろであっても最低2種類はあるようなので、この場はこのわけ方で失礼します。

エロ

この場のエロとは、人の性癖によるものと思われます。なにかの性的表現、また性的に限らず何かの表現、事象や人物をみて、それに対して自身の内側から込み上げる何か、では無いかと。対象により性的か非性的に分かれるでしょう。まぁ心の内側に男子中学生がお住まいの皆様は、そちらの少年の指示に従ってください。

えろい

この場のえろいとは、今回の発端の核心になります。これらは物の見た目に由来します。その物の滑らかさ、やわらかさ、艶やかさなどをえろいと表現するようです。私は思うにこれらに共通するのは女性の裸体のような気がします。つるんとした女性の肌を卵肌というように、逆に美しい女性の体を食品に例えることからえろいと表現し始めたのかもしれません。これらは多分性的ではありません。このえろいは表現の一種、というのが1番近いかもしれません。

 

色々言ってみましたが、これらは深夜に愚痴るエリシアさんに手を差し伸べて下さった有識者皆様の意見を私がまとめてみただけの一案です。皆様には皆様の皆様だけのえろいがあるのでしょう。それはきっとこれらとは全く違う新しいえろいなのかもしれません。しかしそれは間違いなくあなたのえろいであり、それこそがあなたのえろいなので、あまり気にしないでください。

エリシアさんにはえろいがよくわからなかったので、納得できる程度まで纏めてみました。それだけです。

結局は自分の中に自分だけのえろいがなければ話にならないのです。自分の中のえろいと他人のえろいが一致した時、その奇跡に皆言い合うのでしょう「これえろいよね」と。

収拾がつかないので、えろについて悩む私に友人が授けてくれた有難い真理でまとめさせていただきます。

 

考えるな、感じろ

feel,don't think

 

以上だそうです。

人を愛するという事-性愛編-

前回の続き

人を愛するという事について

ちょっと生々しいけど結びついて離れない、性についてのお話です

専門的な知識はないので認識違いがあればご容赦くださいな

 

人と人が愛し合う、というと必ずと言って良いほど性的な関係が含まれます。

異性であれ同性であれ、愛し合う2人は次第に手を繋ぐ、腕を組む、口付けをする、等の表面的な接触からより深いものを求めるものです。

これは第二次性徴で生殖能力を獲得した時出現する性欲という本能、そしてこの性本能に起因する他人と愛し合いたいという感情の性愛、またただ繋がりたいなら性的欲求と呼ばれるものです。

まとめると、性欲は本能であり、誰かと愛し合いたいという想いは性愛、愛であり、誰かと繋がりたいという思いは性的欲求、これは相手を求める感情だからどっちでもありかな?

 

で、エリシアさんはどうなってんの?って話ですよね。いやぁちょっと流石に恥ずかしいですね

再び結論から申し上げますと、エリシアさんも多分人間なので性欲はあります。ですが性愛と性的欲求はありません。

性欲とは人間の本能です。そして体感ですがストレスと割と密接な関係にあるようです。前回さらっと書いた通り精神疾患を抱えるエリシアさんのストレス強度は豆腐以下です。ぷるぷるゼリーです。そのためうっかり脳が溢れるストレス処理を放棄すると「うげームラムラするぅ…」って感じになります。

 

さて本題。じゃあ性的欲求はないの?って事ですね。前回私が恋愛感情が解らないという話をしましたので、性愛が、誰かを愛した上で愛し合うが無理なのはご理解頂けるかと思います。タイトルをそれっぽく濁しただけなのです…そう、今回の主軸は性愛ではなく性的欲求についてです。愛がなくても本能で、性的欲求だけで人は繋がってしまえるのです。では何故性欲はあるのに性的欲求はないと言い切ったのか。今回もなるべく細かく丁寧に、偶には赤裸々に参りたいと思います。

 

さて、自分に性的欲求、つまりは性欲を相手に求めることがあるのかないのか、どうすればわかると思いますか?イメトレでは無理がありますよね。そうです、エリシアさんなんと経験があるのです。1ではないですが0ではないのです。私に決定的な認識を与えてくれた相手についてリスペクトを忘れず、なるべく重くならず、できるだけ面白おかしく参ります。

 

それは20歳の時です。大学2年、精神的な体調の悪化で休学を決め、前回の彼と別れ、有り体に言えばどん底ってました。学力だけが全てだったのに勉強が手につかず、自分から振ったくせに「上手く彼女が出来なかった」とどろりどろりと淀む私の唯一の話し相手が今回のお相手になります。

彼は以前、兄の友達の友達グループが家に集団で泊まりに来た時に出会いました。我が家は同居の祖母と自分しか興味のない父、懐が広すぎてなんでも受け入れる母、自分の友達は妹にも紹介したい兄で構成されており、高頻度で誰かが泊まりに来ておりました。私も慣れてましたし、普通に一緒に遊びましたが、その時既に持病持ちだった私が心を開く事はありませんでした。しかし、彼だけは何となく仲良くなれる気がしました。陰の波動を感じ取ったのです。

そんな彼と連絡をとるようになり、夜眠れない時や不調の波の時など彼は嫌がらずに話を聞いてくれました。いい鬱友をもったなぁとしみじみ感謝していたりしてたのです

そんな折、東京でイベントがあり、東京は以前一人旅で楽しかった思い出もあったので予定を立てて行くことにしました。家族も家で鬱々されるより旅行に行ってくれた方が良かったのでしょう。さっくり送り出されました。そして彼は東京の人で、折角ならうちに遊びにおいでよと言われました。ご実家だと聞いていたので悪いと断ったのですが「君の家みたいな感じだから気にせずおいで」と言われ、納得。そっかー!お土産買っていこー!って感じ。エリシアさんは少しばかり世間知らずだったのです…

 

駅に迎えに来てくれた彼はスーツケースを持ってくれて家まで案内してくれました。一軒家を予想していたちょろシアさん(20)は狭めの集合住宅に何となく違和感。そして家に入ってすぐの彼の私室に手を引かれ、強い香水の香りにウッと気を取られている隙に壁ドン&ちゅー。悲しいかな?ファーストキスでした。漫画ならアツい展開なんですが、現実は頭中がショートして熱かったです。がっつり酸欠まで持ってかれ、否定の言葉もそこそこに「向こうの部屋に妹居るから静かにして」とベッドに押し倒されちゃいました。びっくり仰天。頭はパニック。しかし服に手をかけられた時、突然頭が冴え渡ったのです。私は緊急事態に際し急速に頭が働く癖がありました。

そう、ただでヤラれるエリシアさんではなかったのです!!中2から続けてきた龍笛のお陰で私はかなり酸欠慣れしていました。酸欠で手が震える感覚を覚えているのでべろちゅー程度で動きが鈍る事等無いのです!加えて幼少期に8年続けた合気道と、小学校から10年以上通い続けている整骨院の説明好きな先生から蓄えた骨格関節知識!これらを一気に引っ張り出し、彼が隣に来たタイミングで肩を押してベッドに押し倒し、そのまま上半身に上半身をどすん!腰の両端を腕でさり気なく押さえることを忘れずに!エリシアさんののしかかり!!私は彼と身長がほぼ同じでしたので、細身の彼より体重の重い私に分がありました。彼が甘えたがりな所を知っていたので抵抗が止んだタイミングで、宥めるように頭を撫でて「ほんとに来るので疲れちゃったから、ちょっとだけ休ませて」と言い、そのままいいタイミングで狸寝入りをキメました。彼も「おっぱい重…」とか言いながら静まってくれました。ひとまず勝利です!

さて彼の上で狸寝入り中のエリシアさん。考えることは1つ、これからどうするかです。彼は無理やり私を引き剥がすことをしませんでした。幾ら細身で私が策を弄しても、男性ですから無理やりしようと思えばできたでしょう。多少強引ですが、彼はちゃんと合意であることを必要としてくれています。何より男性の家に覚悟もなく遊びに来てしまった自分の迂闊さに今頃後悔していました。いえ、全く考えなかった訳ではなかったのです。今までのやり取りでもなんかちょっと奔放なのかなとは思っていました。ただ自分に恋愛感情がないばかりに自分もその対象になると深く考えていなかったのです。

そこで初めて真剣に考えました。彼には良くしてもらっていて、彼の話も聞いていて誰かに温めてほしいようでした。そんな彼を私は受け入れることができるのか。考えた末、私は気付きました。誰かに体を開く、自分そのものが気持ち悪くて堪らないのです。自分に対する嫌悪感で手先が冷えて足が凍えるようでした。

そして同時に、男性の男性性を示す局部が怖かったのです。実は中学後半から結構な男性恐怖症でしたが大学に入った位で随分緩和していました。無くはないが、酷くはない、程度の認識だったそれが突然帰ってきてびっくりしました。それに私は所謂腐女子なので、BL漫画も嗜みます。商業BLは大抵後半に男性同士で性交渉するシーンがあり、別段それに恐怖を抱いたことはありませんでした。割と見慣れた2次元のそれが3次元で形を持った瞬間怖くて怖くて、男性の方には申し訳ないのですが本当に気持ち悪くなりました

そんなわけで2時間ほどの熟考から無理だと悟った私はなるべく自然に起きてベッドから素早く降り、お土産を渡しました。その後本当に無理であること、せっかく招いてくれたのに申し訳ない旨を伝えました。間に彼のチャレンジ的なディープやフェラもどきも挟みましたが、凍りついた意思と鋼の回避力で回避し、彼は諦めてスーツケースをもって駅まで送ってくれました。「ほんとにごめんね」というと「残念だけど、仕方ないね」と言ってくれました。

電車で彼に家から離れながら、じわじわと嫌悪感が全身を包んでいました。チャレンジディープの時彼に「慣れてきたんじゃない?ちょっとは気持ちよくない?」と言われ、思ったまま「わかんない」と言いましたが、その時明確に気持ち悪いと思いました。誰かに口を開けた自分への不快感と口に残った気持ち悪さで半泣きになりながら、されど冷静に近場のカプセルホテルを予約し東京の1日目を凌ぎました。幸い2日目以降は当初の予定通りある程度楽しんで帰りました。1番のお土産は性に関わる自分への嫌悪感になりましたが。

 

そんなわけで、さっくりまとめると、エリシアさんに性的欲求はありません。自分が他者と性交渉をすることに強い嫌悪感があるからです。

ついでに思い出された男性恐怖症のお陰で3次元の男性の局部が恐怖の対象になるようです。

 

相手が悪かっただけでは?と思う人もいるでしょう。それもあるのかもしれません。誠実な人は家に入ってすぐ壁ドン&べろちゅーはしません。そのくらいの認識はあります。

けれど私が1番に抱いたのは自分に対する嫌悪感でした。緊急回避で押し倒した彼ではなかったのです。その為相手に依存しない可能性が高いです。

 

ちなみに女性は分かりません。昔から恋愛感情を意識したことがないので、相手が男性であっても女性であっても性別は関係ありません。寧ろ男性恐怖症が根付いてるので、もし恋愛感情を持てる時があったら相手は女性だろうと何となく思っています。女性相手の性的欲求はわかりませんが、自身の嫌悪感があるのでまぁ同じですかね。

 

この性的欲求を持てないという事が、なんちゃって恋愛感情を抱けない気持ちに拍車をかけます。恋愛感情を持つにはどうすればいいか、ずばり色んな人と出会いお付き合いをするしかないのです。そりゃそうですよね、「人を好きになれるかわかんない」って言われたら「付き合ってみればいいじゃん!」ってなりますよね。出会いの場は時間と場所さえあれば現代社会において結構あります。そういう物は出会いお付き合いする事が大前提で、いいなと思ったら話して、2、3回お会いしてお付き合いっていう流れ。色んな人がいますし実際これで結婚した方もいるそうです。

ここで前述の事が私にストップをかけてしまうのです。私は現状相手が誰であれ性交渉はできません。考えるだけでも気持ち悪くて無理です。けれどお付き合いの中にはそういう事も勿論含まれます。含まない方もいるかもですが大衆はそうではないと私は思っています。お付き合いを前提に親しくなったのに、そういった事が出来ない。先にいえば脈なしと思われ、後にいえば狡いとされるか試してみようと言われるか。性に関わる事だけに誰にでも言える事ではないですし、理解は難しいでしょう。相手か自分かどちらかを傷つけるかもしれません。

そのことを考えると恋愛感情を知りたくても安易に出会いを求める気持ちにならないのです

 

ま、前回も申した通り、現状はまったりと漂う海月のように生きております。

皆さんの幸せな愛の話を吸いながら、深く考えずゆらゆら波に流される今は、比較的幸福だと思うので。

 

ぴんぽんぱんぽーん

異性の家に行く時はちゃんとそういう可能性を考えて、それでも行くというなら覚悟を決めて行くんだよ!!エリシアさんとの約束だ!!!

人を愛するという事-恋愛感情編-

思い出したように書くブログ、思い出したから書く。なんかそんな感じ

最近時々話に登るようになったので現状を纏めておこうかと思いまして

 

人を愛するという事について

私は現在25歳。周りにお付き合いをする友達も随分増え、中には結婚し、もしくは結婚視野に入れたお付き合いをしている人もいます。

さて今回の話題を簡潔に結論だけ申し上げますと、私は人に恋愛感情を抱くことがとても難しいのです

恋愛感情という、人間の内面、不定形なものをつまんで、いつからなのかとか、何故なのかとか、子細に語ることは容易ではありません。

難しすぎていつもは分かりやすく「恋愛感情が持てない」と自称しております。ですが、せっかくなので自分を見つめ直すためにもなるべく丁寧に、細かく書いていきます。

 

私の覚えている限り最初の恋愛感情に近しいものは小6の担任の先生です。先生は父と同い年で面倒見がよく、不登校気味の私によく「無理はしなくていい、来たくなったらおいで」と気にかけてくれ、学校に行くと他の子と変わらず接し教え叱り諭してくれました。既に父が父らしい事をしなくなっていた当時、先生会いに無理やり学校へ通い、体調を崩してまた休むを繰り返していました

 

次の出来事は中2。思春期真っ盛りの同級生達は雑誌を見ては、誰がかっこいい、こっちがいいなど休み時間にはしゃいでおり、当の私は「どれも同じ顔にみえるなぁ」などと思っておりました。そんな姦しい彼女達の最大の話題は、誰が誰を好きか、です。雑誌の話題についていけない私に皆がじゃあクラスで1番好きなのは誰?!と詰め寄りました。私はとりあえず、女子が来たら古くて固い扉を開けてくれる、気遣いのできる男子の名前をあげておきました。今思っても失策です。次の日には私はその子が好きだとクラス中に広まっており、男女ともに冷やかされ、当の男子から迷惑だと言われました。その他色々タイミング良く要因が重なり、私はわざわざ特待生で入った私学中学を1月でやめ、市立転学できる4月まで引きこもりになる…はずが途中で母にアメリカにぶっ飛ばされるなどしておりました。

 

その後高校は女子校を選択。学費無料の奨学金付きにつられ、うっかり自称進学クラスに行ったため3年間勉強地獄を見ました。お金に釣られるのはよくないね…

大学では良き友と出会えましたが、20歳で勉強のし過ぎ&今更発達障害と言われ、ざらっと精神疾患が増え、先生から「30までの寛解を目指しましょう」と言われ、唯一の長所だった学力は何処へやら、現在まったりふわふわ生きております

 

どうでしょう?なにか分かりましたかね?私にはさっぱりです。

 

恋愛とは色んな形があります。誰かの面影重ねることもあるでしょう。些細なきっかけから恋に落ちることもあるでしょう。だから恋愛感情など私に存在しなかったとは言いません。

 

でも何故でしょうか。私には誰か愛するというのがピンと来ないのです。例えば、蕩けるように甘くて美味しい、熟れる果実が恋慕の感情だとすると、私のそれは中が空っぽで味がしない。私は食べても味がしないのです。

 

1度だけ私を好きだと言ってくれた人がいました。長い付き合いで相手の事も知っていて、私も彼のことを好ましく思っていました。甘い果実を私に手渡してくれた事が嬉しかった。私は食べても味がしないけど、彼の気持ちを無下にしたくなくて受け取りました。でも、味はしないんです。遠距離だったし恋愛初心者には難しかったのかもしれません。それでも私は甘さを感じたかった。結局は私の身勝手が彼を振り回しただけでした。

 

1度だけ私が好きだと言ったことがあります。彼女は小学校からの幼馴染で、中3で市立中学に転学して1人だった私に友達や部活を紹介してくれて、当時の心の支えでした。彼女の家庭環境も壮絶で、私が東京でふらふらしている時に上京する手伝いをしました。必死で頑張る彼女を支えてあげたくて、何か、無条件で彼女の事情に手を出す事が許される免罪符が欲しくて、彼女に好きだと言いました。でもやっぱりそこに愛はないのです。少なくとも恋愛ではない。私の果実は甘くないのです。優しい彼女に余計面倒をかけただけでした。

 

ここまで読んで「運命の人、自分に合う人に出会ってないだけじゃないの?」と思われる人もいるでしょう。年上の方からはまだ25歳でしょ?とよく言われます。実際そうかもしれません。私も冒頭で25歳現在であると言ったのは未来の可能性も考えての事です。人の心は移ろうものだから、いつかその時が来た時私自身が否定しないように、前置きしておきました。

しかしまだ25歳…けれど正直甘さを感じられない人が必死に甘さを感じ取ろうと頑張り続けるには25年は長かった。25年間ずっとじゃないだろっていうのはなしで(笑)少し、感じないものを感じ取ろうとするのに疲れちゃったんです。いつか空っぽの私の果実に甘みがついたら、怖がらずに受け入れたいとは思っています。

まぁでも今は、力を抜いて流れにお任せって感じで

 

そして私は、だからこそ、甘い果実を甘い、美味しいと食べている人を見るのが大好きです。私が上手く感じられないその愛を噛み締めて、時に泣いたり、困ったり、悩んだり、一生懸命愛を抱く人を見るのが大好きです。これは恐らく憧れに近いのでしょうか。私にはあなた達が眩しくて、美しくて、ほんのちょっと羨ましい。そして何より私にはよく解らないそれを分かりやすく言葉で、愛するという事を教えてくれる優しい皆さんが私は大好きです。

私は素敵な話を受け取ってばかりで、お返しができないのが心苦しいけれど、それでもいいと言ってくれる優しい人が居たら、どうかあなたの愛する人の話を聞かせてください。

 

 

恋愛感情に直結する問題が1つ、性について

ちょぉっと生々しいぞエリシアさん…それでも良ければ、次回は性愛編です

 

私と龍笛:後編

前回うっかり筆が乗って、導入と説明で終わってしまった。肝心のところがなにもかけてない。そう、なぜ私が龍笛にハマったか。

まずは何故初めたか。

龍笛を始めたのは中学3年の時。私は中学2年で色々あって私立を転学し市立になった。2年と3年の間に引きこもりをしていたんだが、グローバル思考の母から「世界を見てこい」とアメリカに5週間ホームステイ。が、結論だけ言えば失敗。これも色々あったが割愛。私は海外嫌いの上3年生だけ殆ど知らない学校で1年過ごすことになった。私はとにかく何か趣味が欲しかった。学校以外に寄せる場所が。思いついたのが習い事。兄と母はピアノが弾けるので

「私も何か音楽したいなぁ。あーでも海外のものは嫌だから日本のもの」

本当に思いつきで言ったが、素早い反応を示した奴がいた

兄「じゃあ雅楽したら!始めやすいのだと龍笛篳篥!どっちがいい?!」

私「えーどっちもしらんが…」

兄「龍笛だったらこの前見た陰陽師の博雅が吹いてたやつだよ!」

私「博雅の楽器かっこよかったなぁ。あっちがいいな」

兄「おっけー!民間で宗教関係なく教えてくれる所があるから明日見学いこ!」

私「うん?うん…」

お兄さんの先導の元とんとん拍子で見学から入会。今に至るまでその先生に師事している。

もちろん最初から笛が楽しかった訳では無い。

だって全然出来ないから。

音がまず出るまでに1ヶ月かかって、そこから一通り音が出せるまで1年かかった。

できない間続けられた理由はひとえに先生の人柄だろう。初期は半分、先生に日頃の話や愚痴みたいなものを聞いてもらって、じゃあちょっと頑張りましょうかってちょっと練習するくらい。全然頑張ってなかった。でも当時は話を聞いてもらえるのが有難くて龍笛はついでだった。音が出せるようになると曲が吹けるようになる、訳では無いが見えないものが形になる感触が得られた。そうなるともう、ハマった。

ハマったと言いながら、高校の3年間受験勉強地獄で2年くらい休んだが大学で復帰。その後もダラダラ続けてもう十数年になる。十数年続けたにしては成果がみえないけど。

まぁ多分もう数十年続ければそれなりになるんじゃないかな。

 

なんだか前後編に引っ張った割に内容が薄っぺらになってしまった。次回に期待〜

 

お題箱:楽しいことについて

私と龍笛:前編

楽しいこと、と言われると一応色々ある。

最近やってないけど編み物やレジン、チュウニズムなど音ゲーも好きで、最近はあつまれどうぶつの森にハマってる。

でもそれらはずっと好きかというと、そうでもない。私は無駄に器用でそつなくこなすが、ある程度で『さらっとやった程度ではできない壁』にぶち当たる。そりゃそうだ。そこからさらに努力した人が秀でた技術を持てる人だし。でも私はそこでスンッと白けてしまう。飽きちゃう。だってそこから先は中々結果も出ないし努力も必要だし。これらは出来るから、楽しいのだ。

そんな私が唯一長く続けてるものが一つだけある。それが龍笛

龍笛雅楽に使われる、簡単に言えば神社で使われる楽器だ。現代では神社の祭りごとや天理教、また天皇家の行事などで演奏されている。あまり外に出すのをオープンにしないところが日本の古典文化的にあるが、最近では東儀秀樹さんなど市民にも有名な音楽家雅楽器を使った芸人さんもいらっしゃったりする。

一応他の楽器の説明をば

雅楽器で1番にイメージされる、細い竹が何本も縦に伸びているような楽器は笙(正式には鳳笙)。これは正しい音が必ず出る。音が言葉で説明しにくいがハーモニカやアコーディオンの起源と言われるので、そんな感じの音がする。天空の神々の光を表現している、と言われる。

もうひとつが篳篥。ひちりきと読む。小さい縦笛でリード楽器。地上の人々の声を表現していると言われる。人々の声なのでとにかく音が大きいそして低め。1番小柄だが音が大きいので(?)曲のテンポを担当していたりする。

そして最後に龍笛陰陽師を知ってる人がいれば話が早いが阿部博雅が吹いていた横笛が龍笛だ。天と地をいきかう龍を表現していると言われる。縦横無尽な龍、というくらい上記2つと比べ音域が広い。気合いで3オクターブくらいなんとかなる。ならないけど。その分音を出すだけで難しい。手首のスナップで音域を変えたりする。まともな音が出るまでに1年はかかる。そこがスタートラインくらい。

じゃあなんでそんな小難しい楽器を長いこと続けてるかっていうと、長くなったので次回で。

 

お題箱:たのしいことについて

兄弟姉妹は暫定8人と3匹

こんばんは、エリシアです

記念すべき(?)2投稿目、何書こうかと考えた結果、やっぱり兄弟かなとなりました。

 

私の兄弟姉妹は暫定8人+3匹です。

はちゃめちゃに子だくさん?違います

複雑なご家庭?違い…いや違わなくもないけど私の実兄は1人、前回も登場した社畜中の兄:エアリーズになります。こいつについて話すと普通に1記事かけるので今回は割愛。

残りは?母の子どもです。母の子は私から見れば兄弟。ほら簡単。

まぁ普通に意味わからんですよね。

 

私の母は少々変わった人でして、思考がアメリカーン(?)なんですよね。昔から友達がうちに遊びに来ると最初が「いらっしゃい」次が「晩御飯できたよ」3つ目で「お風呂沸いたよー」

ん?って思うまもなく気がついたら友達泊まってる。わぉ。

そして3日泊まれば母から「うちの子認定」なるものが降りる。こうなるともう友達というより母の子。母の子いず兄弟。

お袋とはよく言ったもので…いや広すぎるよ懐

まぁ母も波乱万丈してるので人を見る目があるのか兄弟姉妹はみんないい人なんで不満もないですけどね。

 

義兄弟姉妹をさっくり紹介すると

前回登場!兄よりも兄らしい釣キチ(義)兄のほんこんさん

話すと長いぞ!せかぺん一家の悠くんうなくん水月さん2号ちゃんぽんちゃん

比較的新参の私の友達1名

と我が家のさんにゃんですね

実兄とほんこんさん、せかぺんずはまた今度掘り下げたいところ。1記事で収まるかなぁ…

 

増減はしつつも、暫定8人+3匹で安定してます

まぁこれ兄弟の話なんですけどね

 

お題箱受付中〜

https://odaibako.net/u/myobu_nyan

 

エッセイを書きたいんですよ、わかります?

読んでくれた人こんばんは。エリシアです。

きっと初見さんは居ないでしょうし、早速ですが本題です

エリシアさん、はてなブログはじめます

ちなみに今回これ以上の内容はないよう(ハハッ)なので以下読み飛ばして貰っても大丈夫です

 

いや前もちょこぉーっとだけやった事あるんですけどね。基本三日坊主の飽き性なので中々続かないんですよ。日記とか可愛いの買ってみても1日分の枠に書けることが少なすぎて嫌になったり忘れたり。ああいうのきちんとかける人ってすごいよなぁ。3年ダイアリーとか。もぉ絶対むり。

 

じゃあなんでまた性懲りも無く始めたか

エッセイを書きたいんですよ、わかります?

 

順序よく話せば長いんですがね。

私、某日本一の社畜会社社員の(実)兄と某釣キチの(義)兄達と文芸サークルに入ってたんです。まぁサークルとは言ってもハコがあるだけで、特になにも活動してなかったんですけどね。それがとうとう動きはじめまして。私もなんぞ準備せねばならないなーと。

小説はほどほどネタは溜まってるんです。でもアウトプットが上手くいかない。ここまでの文章読めばわかると思いますが結構酷いでしょう。私もそう思います。書き慣れてないんですねこれが。サボってたツケが響いてる、ネタがあっても文章が書けないんじゃどうしようもない。どうしたら書けるようになるか、書くしかないでしょう。

しかし日記は続かない。小説はまだ書けない。よしエッセイを書こう!

お分かり?

 

まぁそんなわけで、ぽつぽつなんか書き溜めていこうかなーと。

先達を見習ってお題箱を置いておくので入れてくれると私が大変助かります。

https://odaibako.net/u/myobu_nyan

さーて、どのくらい続けられるかなぁー!!